なんて
サイアクな


クリスマスだ・・・・・・。









**サイレントクリスマス**










集中治療室のドアがウインと開いて、中から先生が疲れた顔もちでスタスタと歩いてきた。

それにすばやく反応したオレはベンチから立ち上がって、

その医者の胸倉をつかむ勢いで問いかけた。





「ばか猿は・・・アイツは無事なんですか!?」

















終業式の日、アイツは俺に「クリスマスパーティーするから俺んち来いや!」と誘った。


あいつは子津の事が好きだったらしいけど、いろんな面で主将にかなうわけもなくあきらめかけていたところだった。

24日、ヤツの家で俺たちが騒いでる後ろで二人が何かコソコソしてると思ったら、

アイツは子津からの相談を受けていたようで・・・



アイツは相談に乗ったことをきっかけに身を引いていた。

相談に答えた地点でアイツは失恋していたがな・・・


好きな人のためならかまわないんだと。

人がよすぎんだろ?そんなの・・・ばかが過ぎるぜ?お猿さんよ・・・・








そこに俺がつけこんだ。






「好きだ」


一言言って抱きしめたらアイツは俺を拒んで「ゴメン、…。」と俯いた。

「あぁ、悪かった・・・」と言って、腕を離してやった。

失恋しても、ヤツは子津の事が好きなんだと。

俺と一緒だ。

まだお前の事を諦められねぇ。



24日 午後7時

俺は失恋した。





そう、本題は次の日だ。

アイツが子津を家まで送りに行った時だ。


送る途中、主将に会って子津の悩みは解決したらしい。

それと、このことは子津は後から聞いた。

あいつは・・・・・・・・・





























           その後俺に会いに行く途中、







                        車にはねられた。













          重症で         すぐ        病院に運ばれた。













               血が       
                          





                               たくさんでたって。








午前中、いきなり携帯が鳴って。

内容を聞かされた俺は『は?』としか言いようがなくて

頭ん中が真っ白で

怖くて

そのまま運ばれた病院まで走っていった。

ほんとに

何も考えられなくて。

気がついたら

病院に着いていたカンジだった。




「猿野っ 猿野・・・っ!!」



見覚えのある部活のヤツらを見つけて、そいつらの前にたたずむ戸の中にアイツがいることがすぐわかった。



「猿野こん中なんだろ!?なぁっ・・・猿野!!!」

「犬飼君落ち着いてよっ!!ここ病院なんだよ!?」

「そうですよ!?気持ちは分かりますが場所と状態をわきまえて下さい!!」


「あぁ…離せ…辰…離せ…!!」

「落ち着いてください!!じき先生が出てきますからっ!!!」

「離してくれ辰っ!!…猿…猿野ぉ……!!」



後ろから肩を組んで辰に止められる。

それでも加減も何もなしに俺はひたすら集中治療室の扉を開けようと前に進もうとしていた。

今思うと頬がかさかさしてるからタブン泣いてたんだろうな。


辰を払って扉を開けようと歩くと、兎丸が目の前までツカツカ歩いてきて、

パシンとおもっきり叩いてきた。



「先生の邪魔すればそれこそあんちゃん死んじゃうかも知れないんだよ!?」

「・・・ぁ・・・・・っ・・ウゥ・・・・っ!!」


その場にへたり込んで、

少し、落ち着いて、

アイツの関係者(大体が部活中間と、あとあの親友)が集まった。








そして今に至る。



どのくらい時間がたった?



ふと上の時計を見上げると、かれこれ2時間も椅子に座ってぼーっとしていたようで。

どうりで皆が俺のこと心配してきたわけだ・・・・・・。

時間も遅くなってきたようで皆帰宅を始めた。

俺と親友君だけ残って猿野を待った。



感じる

自分の呼吸


猿は今

どんなキブンなんだろうか



こんな事を考えるのは気が引けないけど

昨日告白しておいて良かったなんて

おもってみたり。



もしアイツが助かっても

やっぱり見てるのは子津なんだろうと

そんなことも思ってみたり。



どっちにしろ

アイツが助かっても


俺の事は見てくれない。

分かっていても

愛しいキミの帰りを待つ

元気な姿を想像して




この











             静かで          最低な



 夜  を  。









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アトガキ


この話ひとりぼっちのクリスマスのサイドストーリー
みたいな感じで書きました。
暗い・・・暗いクリスマス書きたかったんです。
でもかきたい事伝わりませんでしたぁ(泣)
シリアスは難しいですねー。
せつな系は特に・・・。
・・・もしかしたらうちの犬飼氏はこういう役回りしか
来ないかもしれません;(ひどい・・・)






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